花粉症
2018.02.20更新
日本ではヒノキ科に属するスギとヒノキを原因花粉とするスギ花粉症が圧倒的に多いです。スギは2月~4月、ヒノキは4月~5月、イネ科6月~10月、
ブタクサ、ヨモギなどのキク科は8月~10月に飛散します。
花粉症はアレルギー性鼻炎とアレルギー性結膜炎を主とする抗原であるスギ花粉がないと発症しないⅠ型アレルギーの典型的な疾患であります。
他には皮膚のアレルギー症状や全身症状が出現します。
症状は多様であり、くしゃみ鼻汁・鼻閉・眼のかゆみや頭痛・微熱・倦怠感などの全身症状が生じます。
花粉症に合併する疾患は喘息・アトピー性皮膚炎などのアレルギー疾患が多いが、特に近年注目されている合併症に口腔アレルギー症候群があります。
食物アレルギーの一種で果物や野菜などを摂取した時に生じる口腔内に現局したかゆみ・腫脹を示す症候群です。
花粉症のおよそ10%に合併し、リンゴ・モモ・メロン・パイナップル・トマトなどが発症要因としてあげられます。
アレルギー疾患治療ガイドラインには、花粉症の症状発現の予防として抗原回避の重要性が述べられています。
1、花粉症情報に注意する。また飛散の多いときは
2、外出を控える
3、窓や戸を閉めておく
4、外出時マスク・メガネを使う
5、帰宅したら洗顔・うがいをし、鼻をかむ
などです。
今年も花粉症をがんばって乗り切りましょうね。
☆港区で婦人科をお探しの方は浜松町大門レディースクリニックまで。
港区浜松町2-2-15、浜松町ゼネラルビル8階
03-6403-4105
平日 11:00-19:30 お昼休み15:00-16:00
土曜日 11:00-16:00 お昼休みなし
日曜日、祝日 休診
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漢方
2018.02.07更新
漢方のひとつに十味敗毒湯がありますが、あまり聞きなれない漢方かと思います。
意外と万能なのでご紹介します。
排膿解毒作用がありますので、炎症・化膿傾向のある症状に対して用いられています。
特にニキビで悩んでいる方に適しています。
低用量ピルも効果がありますが、ピルに抵抗がある方にはこの漢方を試していただきたいです。
また授乳中で乳腺炎を繰り返している方は乳房マッサージや抗生剤に加えてこの漢方を内服することにより
再発防止へと考えられています。
保険適用がありますので医療機関で相談してみてください。
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女性の半数以上は冷え性
2018.02.01更新
寒い日が続きますね。
手足や体幹が冷えることにより、肩こり・倦怠感・むくみ・月経痛・下痢など発症しやすくなります。
入浴や食生活(あたためる食品:ねぎ・にら・しょうが・リンゴ・梅・栗・さんま・あじ)などの生活習慣の見直しに
加えて漢方治療(当帰四逆加呉茱萸生姜湯・温経湯・加味逍遥散)も少なからず効果あるので漢方に興味がある方は医療機関で
相談してみてください。
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